タカユキの三日坊主ブログ

深淵を覗く時、深淵を覗いているのだ

民主主義ってなんだ?

民主主義
democracy
政治一般,政治原理,政治運動,政治思想などの形態の一つ。語源は demos (人民) と kratia (権力) とを結びつけたギリシア語の demokratiaで人民が権力を握り,みずからそれを行使する政治を意味した。
出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

民主政治と対をなす言葉は、おそらく独裁政治だろう。

社会の構成員である国民みんなで話し合って物事を決めるという理念の民主政治に対し、国のトップに君臨する人間がトップダウンで決断を行うのが独裁政治だ。

 では、民主政治と独裁政治はどちらの方が優れているのだろうか?

 

一種の思考実験をしよう。

 羽生善治と、日本国民(多数決)で将棋の対局をしたらどうなるのか?

日本国民側は一手一手多数決をとって、最多得票の手を指し続けるものとする。

これは間違いなく羽生善治が勝つと容易に想像がつく。

それに一手一手多数決をとって集計なんてしていたら、考慮時間がいくらあっても足りないだろう。

つまり、衆愚の多数決よりも、優秀な人間1人の下す決断の方が最善に近いし、俊敏であると考えられる。

 

しかし、世界を見渡してみると、独裁国家よりも民主国家の方がはるかに多い。

それはなぜだろうか?

その1番の理由は、民主主義の方が権力の移行がスムーズだからであると思う。

独裁は権力が集中しているため、その権力を移行するのが大変だし、誰に移行するのか?という問題も生じる。

その独裁者の子孫であるのか、その他の権力者であるのか…

しかし、有能なリーダーの子孫もまた有能とは限らないという問題もある。

そういった権力闘争で国が分断されてしまうといった事例も歴史の中では数多く起こった。

これが独裁の1番大きな欠点だ。

 

権力が集中していないがために国のリーダーが簡単に挿げ替わるというのは、民主主義の最大の特徴であり、利点であり、欠点でもあるのかもしれない。